技術書典に参加したら社内部活動になった話
「Anatolí Lab(アナトリーラボ)」という技術書作成サークルをやっていますhayashihです。
技術書典4に初参加しました。
サークル仲間は勤務先の人々に声をかけました。執筆者を集め、絵を描いてくれる人をつかまえ、本を作り、
無事作った本を完売しました!
参加した結果
仲間がやる気に
声をかけた仲間が「次もやりましょう!」「電子版を作ったらもっと売れるはず」とやる気に。
(私は無事終わった安堵で虚脱してました……。)
職場で意外と好評
技術書典参加が職場でどう受け取られるのかわからなかったのですが、社内SNSで技術書典参加を告知したところ、
「すばらしい試みだ」
「ぜひ応援したい」
「本を買うよ」
と言ってくれる人が現れる。 特に偉い人から。
次の技術書典に向けて
みんなのやる気も出たし、もちろん参加したい。
でも半年後は長いな。それまでどうしようか?
会社の人からは、良い試みなので支援したい、とのお言葉をもらった。
技術書典には企業の有志で参加しているサークルがいくつもある。(技術書典4なら日経新聞社やWantedlyやジャストシステムなど。)中には業務時間で執筆できるというサークルもある。
業務時間で技術同人誌執筆をやる場合は気がかりな点がある。
- 半年経ったら状況が変わって、やっぱりダメと言われるかも
- 業務時間でやるのだから凄いことや役に立つことを書かないといけないというプレッシャーで、好きなこと書けないかも
ということを考えて、思いついたのが。
そうだ、部活にしよう
勤務先には社内倶楽部制度があります。
制度
- 正規構成員5人で設立可
- 正規構成員の中に顧問(管理職)が必要
- 正規構成員で参加できる部活は一つ
- 準構成員ならいくつでも部活に参加可能
- 正規構成員1人あたり月1000円の部費がもらえる
- 利益目的は禁止
部活にするメリット
- 5人分の部費がもらえれば半年に1回の技術書典で 自腹切らずに本が出せる
- 部活だからプレッシャーなし。役に立たなくてもいい。会社の野球部やサッカー部が試合に負けて怒る人はいない。思う存分好きなこと書ける
- 逆に会社の製品に関することを書きたい時に許可をお願いしやすい
- 部活にして恒常的に活動することで技術書典以外のイベント参加もできる。例えばIoT好きな人向けにMaker Faire Tokyoも視野に入れている。
- もし同人誌で儲けがでたら次の作品に投資
というわけで。
部活作りました
サークルで執筆してくれた人や応援してくれてた人、勤務先で組版関係の仕事してる人、作った同人誌を買ってくれた人を誘って正規構成員を5人確保。部活設立しました!
技術書典5にも申し込みします!
部活動
部活設立飲み会でAlexaで注文できる居酒屋「天空の月 渋谷店」に行きました。
HelloWorldかるた大会しました。
helloworldkaruta.strikingly.com
フォントかるた大会もしました。
などと、5月6月はキックオフと勧誘活動をしていました。
技術書典5の申し込みがはじまったので、そろそろアイデア出し会議を始める予定です。
では、みなさん技術書典5でお会いしましょう(^_^)/