銭けっと(埼玉実業実学書典)にサークル参加しました

5/3 に開催された「銭けっと(埼玉実業実学書典)」という同人誌即売会ににアナトリーラボとしてサークル参加しました。

zeniket.jimdofree.com

気分は行商です。

参加まで

4/14の「技術書典6」にも当選し、サークル参加したものの結果は惨敗。

まず新刊を出せずインパクトが出せない。 既刊の頒布では頒布6冊に終わっていました。

サークル主である私が活動時間を確保できず、まったく準備が出来なかったのが悪いのです。

「技術書典6」の半月後くらいに「銭けっと」というイベントがあることは知っていましたが、参加するかどうか迷っていました。

「技術書典6」の非公式アフターに「銭けっと」運営さんがいらしたのでダメもとで「まだ出られます?」と聞いたら「いいですよ」とのこと。

仲間が書いてくれた本を1冊でも多く売らねばならない。

GW前に「銭けっと」にサークル参加申し込みし、当日はリュックに15冊詰めて参加しました。

参加

「銭けっと(埼玉実業実学書典)」はIT系のみならず実用書を対象とした同人誌即売会です。

実用書のみを扱った「同人即売会」を開催致します。 募集ジャンルは 商業・学術・技術・紀行とします。 頒布物の形態は漫画である必要はありません。

(銭けっとホームページより)

100サークル募集でしたが、 事前に聞いた感触では30〜40サークルくらいの申し込み数のようでした。

会場は川口駅すぐ近くの「川口フレンディア」。

サークル入場すべく10時すぎに会場に到着。 参加費3000円は当日受け付けで直接支払い。サークル位置の事前連絡もなかったのですが。

なんとフリーアドレス!(先着順) 広々している……。もともと100サークル分の場所なのでかなり余裕があります。

設営完了。スペースが余っていたので机1個をまるまるつかわせてもらいましたよ。

開場後

さて11時に開場です。

来場者はパラパラ来る感じで技術書典のような混雑はまったくありません。 お客が来ないので全然売れないのではないかと思いきや……。

そこそこ売れました!

と言っても、12冊ですが。 しかし、見本用を除けばリュックに入れて来た分がだいたい売れたのです。

銭けっとではスペースに余裕があり、サークル数も多くないので、来場者がほぼ全部のサークルを見に回っており、うちを見に来てくれた人に丁寧に説明ができました。

技術書典6では呼び込みをして販促するものの、 隣が人気サークルさんでそっちの客にサークル前を塞がれてうちの本をほとんど見てもらえませんでした。

銭けっとでは本を見てもらい、説明をしたところ、買ってくれるケースが多くて嬉しかったです。

見に来てくれた方はサークル主さんも多かったです。同人誌イベントらしさがありますね。

今回1人で店番でしたが、他のサークルを見に行く余裕もありました。買い物もたくさんできました。

盛り上がったLT大会

会場の真ん中にはLTの会場がセッティングされていました。ここで昼すぎからLT大会が開催されました。 最初はIT系のサークルの方がLTをし、そのうちやはりIT系でLT慣れしているサークル主さんたちが飛び込みでLT。

LTはIT系の風習だから他のジャンルの人には馴染みがないかも?、と思っていたら他のジャンルのサークル主さんたちが次々に飛び込みでLTに参戦!

またこの人たちの喋りが慣れていてうまい! (聖地会議、ついなちゃん、統計学のサークルさんなど。)

IT系の人たちはPowerPointでプレゼン資料を作るスタイルですが、他のジャンルのサークルの人たちはサークルの後ろに立ててる大きなのぼり(キャラとか説明が書いてある)を持って来て喋っていました。

こうしてとぎれとぎれに飛び込みLTが入り、平常近くまで何かしらのLTを楽しめました。

戦利品

戦利品です。

違うジャンルの同人誌をいろいろ買えました。

LTを聞いて買った本もありました。

たとえば、私はT-SQLを使っているのですがPL/SQLの本のサークル主さんのLTを聞いて内容に興味を持ったので購入しました。

それから古式泳法の本。Googleで検索してもこの本しかでてこない!というサークル主さんのLTを聞いて購入しました。これぞ同人誌の醍醐味ですね。

その他サービス

その他銭けっと運営さんによりいろんなサービスがありました。

  • 運営アカウントによるサークル説明RT
  • カメラマンによるブース写真
  • 声優さんによるナレーション音声収録
  • 技術書読書会のために1冊お買い上げ
  • イベント後にまたサークル紹介RT ← 続けてイベント参加や電子版や委託販売するサークルにはよさそう

参加しての感想

今回の銭けっとは参加してよかったです。とても楽しめました。

おそらく今回はいろいろと余裕があったためこうなったと思いますので次回の銭けっとがどうなるかはわかりません。

技術書典と銭けっとを比べてみると、

技術書典 → IT系コミケ

  • やっぱり大きいイベントに参加してみたい!
  • 売れるかどうかは実力次第。100冊売りたいならこっち。
  • 売ることが目的になって、サークルに来てくれる人と話せない。

銭けっと → 小規模オンリー 

  • 自分たちの本をちゃんと説明したい、話したい。
  • こういう反応があったよ、と仲間に言える。
  • 小規模オンリーなので、参加したいかはサークルのジャンルによる?

個人的にはどっちも大事です。

次回、銭けっとさんがあるなら、同じ形になるかはわからないんですけど、また良いイベントになるといいなと思っています。